パターン加工、微細な配線
AR(反射防止膜)
反射防止膜(AR)+LID(光学デバイス用)
- 反射防止膜(AR)にメタライズ加工できますか?
- 信頼性の高いパッケージを作成するための窓材は?
- 誘電体膜と、金属膜をトータルに加工できますか?
- 光学デバイス用のガラスLIDは作成できますか?
- 線幅は0.5㎜でも対応可能ですか?
解決!「反射防止膜(AR)+LID(光学デバイス用)」のチャート
匠のポイント
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ガラスLIDとは?
光学デバイス用ガラスリッドは、光学デバイス(レンズ、プリズムなど)を外部環境から保護し、
特定の光学特性を持つように設計されています。AR(全面)…可視光域 メタライズ…Au/Cr
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ガラスLIDの役割
保護: 外部からの衝撃、塵埃、湿気などから光学素子を保護します。
封止: 光学素子と外部との気密性を確保し、内部への水分侵入や汚染を防ぎます。
固定: 光学素子を基板などに固定し、位置ずれを防ぎます。
光学性能の向上: 反射防止コートなどを施すことで、光の透過率を高め、迷光を低減します。一般的にはセンサーやカメラ、レーザーなどのデバイスでよく使用され、情報通信や
家電、FA関連機器、照明、医療、社会インフラ等様々な分野で使われています。当社では、従来別々で処理していた誘電体多層膜とメタライズを融合させ、一貫での
処理加工ができる体制を整えております。 -
基板に最適な設計
ご利用される基板の特性を利用し、設計を行う事で最適なフィルターを実現致します。
光学デバイス用のガラスリッドは、デバイスの性能を最大限に引き出し、
長寿命化を実現するために不可欠な部品です。使用される波長の選択と設計には、デバイスの特性や使用環境を考慮した詳細な検討が必要です。
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ご要望の波長帯での設計・カスタマイズが可能
お客様のご要望の波長領域に合わせた設計・成膜(コーティング)が可能です。
透過域のみならず、阻止域での制御や入射角も重要な要素です。基板の特性並びにお客様の要望に合わせた設計を行いますので、
お問い合わせ時に、基板種や波長帯をお伝え下さい。 -
部品対応も可能
基板調達から成膜まで可能です。任意の形状にカットし、部品化して出荷することも可能です。
但し、詳細図面などを頂く必要があります。 -
クリーンルーム対応
作業環境は成膜から検査までそれぞれ必要なクリーン度を維持したクリーンルーム内作業となっており、
微少膜欠陥(膜中異物等)に対しても万全の体制をとっております。 -
安全・安心
人体に有害な物質は使用しておりません。
用途例
- カメラ・センサー
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ToF方式距離画像センサー、AGV、半導体搬送用OHTなど2D LiDAR製品
- 車載
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車載センサ、レーザ・レーダ(LiDAR)、車載LAN用などの通信機器