問題解決

UV-IRカットフィルター

  • 紫外線と近赤外線の両方をカットすることは可能ですか?
  • 可視光は透過させ、IR及びUVの波長は不透過にするフィルターは出来ますか?
  • ノイズになる光を抑えて、センサの感度を上げたい。相談できますか?
  • 透過させたい波長域をカスタムで調整可能ですか?
  • チップサイズへの加工は可能でしょうか?
解決!「UV-IRカットフィルター」のチャート
※設計例であり、保障値ではありません。

匠のポイント

  • UV-IRカットフィルターとは

    紫外線領域及び赤外線領域の光をカットしながら、可視光領域で高い透過率を
    有するフィルターです。いわば、UVカットフィルターとIRカットフィルターの
    両特性を同時に実現する光学フィルターです。

    CMOSセンサーやCCDセンサーの手前に配置をすることで、ノイズとなる光を
    カットする役割や、各種光源の防熱対策、また紫外線による液晶部品の劣化を
    防ぐなど、複数の役割を持った優れたフィルター・光学薄膜です。

  • 特徴:優れた可視光透過特性、赤外線の阻止特性

    安達新産業のIRカットフィルターは、可視光領域においてリップルが極めて小さく、
    高い透過率を得ることができます。

    また、誘電体多層膜を成膜することで、カット帯域から透過帯域への立ち上がり、
    透過帯域からカット帯域への立ち下がりをシャープにした設計が可能です。

  • ご要望の波長帯での設計・カスタマイズが可能

    お客様のご要望の波長領域に合わせた設計・成膜(コーティング)が可能です。
    透過域のみならず、阻止域での制御や入射角も重要な要素です。

      

    基板の特性並びにお客様の要望に合わせた設計を行いますので、
    お問い合わせ時に、基板種や波長帯をお伝え下さい。

  • 部品対応も可能

    基板調達から成膜まで可能です。
    任意の形状にカットし、部品化して出荷することも可能です。
    但し、詳細図面などを頂く必要があります。

  • 測定器

    出荷時には必ず測定チャートを添付致しますので、ご安心ください。

  • クリーンルーム対応

    作業環境は成膜から検査までそれぞれ必要なクリーン度を維持したクリーンルーム内作業となっており、
    微少膜欠陥(膜中異物等)に対しても万全の体制をとっております。

用途例

各種電気機器

デジタルカメラ、スマートフォン用カメラ、携帯電話用カメラレンズ
複写機、DVDプレーヤー、通信機器、防犯用監視カメラ、車載用カメラ等

各種検査機器

FAセンサー(光電センサ)、産業用ラインカメラ、画像検査装置等